眠れないときに試してみたい柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
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眠れないときの神頼みならぬ漢方薬頼み、
ではありませんが、わらにもすがりたい
時ってありますよね。
漢方薬というのは、症状そのものをズバリ
改善してくれるというよりは、体質を少し
ずつ変えていって、悩んでいる症状を和ら
げていくというイメージです。
ですので、効き目が穏やかと思われがち
なのですが、効く人にはしっかり効果が
あらわれ、そうでない人には少しも変化
がないという場合もあるようです。
なので、気になった漢方薬は、きちんと
症状や体質を相談して処方してもらい、
試してみることがおすすめです。
ある程度(2~3週間)飲んでみないと
変化がわからないものです。
漢方薬「柴胡加竜骨牡蛎湯」について
これってどんなタイプの人に効くと言われて
いるのでしょう?
また眠れないときにどんな効果があるので
しょう?
どんなタイプの人に処方されるの?
- 体力が中等度以上で精神不安がある
- 小さい事が気になってドキドキしがち
- 対人関係でイライラしストレスがたまる
- 気になることが多く眠れない
という場合に適していて、症状としては
- 動悸
- 不眠
- 神経症
- 便秘
- 不安
などがある場合に処方されたりします。
不眠でもよく利用されています。
ねむりに対しての効き方とは?
漢方では「気」のめぐりを中心に考える
事が多いです。
色々な物事を考えてストレスをためたり
すると「気のめぐり」が止まってしまい
気が止まると身体に熱がこもってしまい
ます。
それで眠りにくくなるということです。
柴胡加竜骨牡蛎湯を使うことで気をめぐらせ
身体にこもった熱を冷ましてあげ、それに
よって心を落ち着かせます。
脳や精神的な興奮からくるねむれない悩み
を改善してくれます。
ねむれないことに対する漢方薬の役割
西洋医学と比べられることが多い漢方薬での
治療ですが、西洋医学が
すぐ眠れるようにする
という観点で治療するのに対して、漢方薬は
自然な眠りを妨げる原因を取り除く
という部分から治療していきます。
ですので、効果に即効性がない場合もあり
ますが、もともとの体調がよくなるので
あればそれも嬉しいことですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。